TSUTAYAで還元率が一気に伸びるクレジットカードにTカードプラスがあります。
もちろん、TSUTAYA会員証としての機能も兼ねているので、カードの複数持ちをすることなく、クレジット機能を利用できます。
今回は、TSUTAYA御用達の方にとって嬉しいTカードプラスについて、メリット・デメリットはもちろん、巷の声もピックアップしながら解説していきたいと思います。
年会費無料のクレジットカードなので、TSUTAYAユーザーは持っておかないと明らかに損ですよ!
※TSUTAYA更新料&年会費が無料に
Tカードプラスの特徴

年会費 | 無料 |
---|---|
基本還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA/JCB |
ETCカード | 年会費無料 |
家族カード | なし |
Tカードプラスの基本還元率は0.5%ですが、TSUTAYAにおいては、提示するだけで還元率が優遇されるクレジットカードです。
TSUTAYAを頻繁に利用している方にとっては、メリットの大きい一枚と言えるでしょう。
200円(税込)につき1ポイントの還元
Tカードプラスでは、200円(税込)のクレジット利用につき、1ポイントのTポイントを得ることができます。この税込というのが地味なメリットです。
たとえば、198円(税抜き)の商品を購入した場合にも、きちんと1ポイントがつきます。これがもし、税込計算ではなく、税抜き計算であれば、198円の商品を何度購入しても、ポイントの付与はありません。
Tポイントはありとあらゆるリアル店舗で活用できる
すでにご存知かとは思いますが、Tポイントはありとあらゆるリアル店舗で貯めたり使ったりすることができます。
街中を見渡せば、いたるところでTのマークを見つけることができますよね。それだけ、凡用性が高いポイントということです。
また、ANAマイルやSuicaなどに交換するという方法もあります。ANAマイルはnanacoポイントへも通じるので、Tポイントを持て余してしまうことはまずないでしょう。
Tカードプラスを利用して得られるメリット
Tカードプラスの特徴はここまで説明してきたもので、以下のことは伝わったかと思います。
- TカードプラスはTSUTAYAで活用すればお得
- Tポイントは便宜性が高い
それでは次に、Tカードプラスを利用することで得られる具体的なメリットについて解説を加えていきましょう。
TSUTAYAでどのようにお得なのか。この点を理解しなければ、Tカードプラスを使いこなすことはできませんよ。
TSUTAYAなら最大3%還元
ランク | 前月における利用頻度 | 還元率の優遇 |
ブロンズ | 1回以上 | 3倍(1.5%) |
シルバー | 3回以上 | 4倍(2%) |
ゴールド | 5回以上 | 5倍(2.5%) |
カードを提示するだけで、還元率は3倍〜5倍になります。
もちろん、Tカードプラスによるクレジット決済であれば、ここへさらにクレジット決済分のポイントが付与されるため、還元率は2%〜3%にアップ。TSUTAYA御用達の方にとっては、非常に嬉しい特典と言えますね。
ところで、鋭い方ならお気付きかもしれませんが、「カードを提示するだけで」還元率が優遇されるため、決済するクレジットカードは何も、Tカードプラスにこだわる必要はありません。
たとえば、TSUTAYAにおいてTカードプラスを提示し、基本還元率1%のヤフーカードで決済をした場合の還元率は、以下の通りとなります。
- ブロンズランク:2.5%
- シルバーランク:3%
- ゴールドランク:3.5%
やはり常に1%の還元を得られるヤフーカードの方がお得と言えます。年会費無料のクレジットカードで3.5%の還元はアツい。クレジットカードの複数持ちによって、メリットをさらに高めることができる良い例ですね。
日本一Tポイントがたまるヤフーカードの詳細は、以下の記事で紹介しています。


TSUTAYAレンタル会員の更新料が無料
本来、TSUTAYA会員の更新をする際には、更新手数料として300円前後の出費があります。更新手数料を求められた際に、「更新料がかからなければ最高なんだけどなぁ…」と思ったことはありませんか?
Tカードプラスは、そんなあなたの願いを叶えてくれるクレジットカード。
Tカードプラス会員であれば、年に1度でもクレジット決済をしておくだけで、更新手数料を無料にすることができてしまうのです。
年に1度のこととはいえ、ちょっと嬉しくなりますね。年会費無料のクレジットカードであることを考えれば、TSUTAYA会員は無条件で作成すべきと言っても過言ではないかもしれません。
誕生月は旧作のレンタルが回数無制限で半額
旧作には限られますが、誕生月はレンタル料金が何度でも半額という素敵なメリットがあります。誕生月は映画三昧というちょっとした贅沢を楽しんでみるのもいいかもしれません。
おすすめは、気になる旧作を見つけてはリストアップしておき、誕生月に一気にレンタルするという方法。同じ期間、同じ作品を借りるのであれば、半額の方がいいのは誰だって同じですよね。
JCBブランドなら海外ショッピング保険が付帯
国際ブランドに特にこだわりがなく、海外旅行の頻度が多い方は、JCBブランドを選択すると良いでしょう。というのも、JCBブランドの場合は、JCB海外お買い物保険が付帯するためです。
海外のJCB加盟店で購入した品物については、偶然の事故による破損や盗難による損害が、購入日から90日間まで補償されます。1回の事故につき、1万円の自己負担があり、補償額は年間50万円までです。
事前の届け出が不要で、出発前の手間がかからないのがメリットです。特に、高価な商品を購入する場合には、クレジットカードによる決済を忘れないようにしましょう。
Tモールでネット通販もお得
Tモールを利用することで通常の還元に加え、モール経由分のボーナスポイントが付与されるという仕組みです。対象となる主な店舗は以下の通り。普段使いできそうな店舗やサービスがないかを確認してみましょう。
店舗名 | 追加されるボーナスポイント |
---|---|
Yahoo!ショッピング | 200円につき1ポイント |
LOHACO | 200円につき2ポイント |
ZOZOTOWN | 200円につき1ポイント |
ビックカメラ.com | 200円につき2ポイント |
TSUTAYA | 200円につき2ポイント |
DHC | 200円につき1ポイント |
じゃらん | 200円につき1ポイント |
JTB国内旅行 | 200円につき3ポイント |
Tカードプラスの気になるデメリット
TカードプラスはTSUTAYAを利用する上では欠かせないクレジットカードであることがわかりましたね。
さて、ここからはTカードプラスのデメリットにも目を向けていきたいと思います。
どのようなクレジットカードでもそうですが、メリット・デメリットをきちんと把握した上で持つべきですし、可能であれば、デメリットを解消しながら活用できるのがベストです。
基本還元率が0.5%と決して高くない
様々なカードに精通している方であればすぐにピンとくるかと思いますが、0.5%という基本還元率は、お世辞にも高い数値とは言えません。
実際に、基本還元率1%以上のクレジットカードはたくさんありますし、ポイントカードという括りでも、Pontaカードのように1%を誇るものもあります。
TSUTAYA以外では、なかなか活躍させるのは難しいのがデメリットですね。
より効率よく節約効果を上げていきたいのであれば、TSUTAYA以外の場面では、他の高還元率のクレジットカードをあてるのが良いでしょう。
Tカードプラスはリボ払い専用のクレジットカード
Tカードプラスを発行する前に把握しておきたいのが、オリコ発行のJCBブランド以外は、リボ払いのクレジットカードであるという点です。
Tカードプラスの国際ブランドは、VISAとJCBの2種類ですが、発行会社が3社に分かれていて非常にややこしいです。
- オリコ:JCB(1回払いや分割払い選択可能)
- アプラス:VISA・JCB(リボ払い・分割払い)
- ポケットカード:JCB(リボ払い専用)
もし、リボ払いとして利用したくない場合は、オリコが発行しているTカードプラスを選択しましょう。
「VISAが良いけど、毎月手数料がかかるのはちょっと…」
という方にも、きちんとこのデメリットを回避する方法があります。それは、支払い方法を『全額払い』に設定しておくことです。
Tカードプラスのリボ払いは初回の手数料が無料なので、これなら無駄なコストをかけることなく、カードを活用していくことができますよ。
Tカードプラスの評判/口コミ
メリット・デメリットの双方を理解していただいたところで次に、実際に利用している方からの評判や口コミについてもみていきましょう。
やはり、実際にTカードプラスを活用している方や、これからまさに発行しようとしている方の声はリアルです。
より客観的にTカードプラスへの理解を深めるため、包み隠さず悪い評判と良い評判の両方をピックアップしてみました。
リボかえルに要注意
まずは、Tカードプラスの悪い評判からみていきます。以下、Twitterで呟かれている声を拝借しました。
アプラスのTカードプラスが勝手にリボ払いにする機能が付いておった。そして知らん間に手数料を取られておった。ホームページを見ると「自動で!リボ払いに」と書いてある。やばいカードだな、つうか、やばい会社だな。
— kenta.jp (@kentajp) 2018年3月25日
リボかえルとは、1回払いのショッピング利用分が自動的にリボ払いに変更されるというシステム。
しかも、デフォルトでこの設定になっていますから、自主的に解除しておかなければ、手数料がどんどん取られていくかたちになります。
Tカードプラスを活用していくのであればまず、リボかえルの設定を解除しておくようにしたいですね。
公共料金や携帯電話料金の支払いでもTポイントが稼げる
次はTカードプラスの良い評判をみてみましょう。以下、Twitterに掲載されている声を抜粋しています。
私は基本的に携帯とか光熱費の公共料金はTカードプラスで支払ってるけどいつの間にかTポイントが数千ポイント溜まってるからTSUTAYAでタダ借りできたりYahooショッピングで使えたりでうほうほしてる
— あらみ® (@Yu_Arami) 2014年2月15日
投稿者の笑顔が伝わってくるような文章です。ふと気がついた時に、まとまったポイントが貯まっていると、すごく嬉しい気持ちになれますね。
毎月の公共料金や携帯電話料金はバカになりません。まさかこれらの支払いを、現金払いで済ませていたりしませんか?
Tカードプラスは公共料金や携帯電話料金などの支払いにおいても、ポイント還元を受けることができます。同じ金額の支払いをするのであれば、何も特典がないより、少しでもメリットがある方が良いですよね。
ちなみに公式ホームページにも、固定料金の支払いでTポイントが貯まる旨が明記されていますよ。
Tカードプラスがおすすめの人
以下の項目のうち、いずれかに当てはまる場合は、Tカードプラスでメリットを享受することができるでしょう。
- TSUTAYAを普段使いしている人
- ANAマイルやnanacoポイントを効率よく貯めたい人
- ネット通販もお得に楽しみたい人
早速、それぞれについて解説を加えていきますよ。
TSUTAYAを普段使いしている人
Tカードプラスと言えばTSUTAYAです。TSUTAYAを最もお得に活用することができるクレジットカードと言えます。
月に何度もTSUTAYAを利用するほどのヘビーユーザーではないという方でも、前月に1度以上の利用があるだけで、還元率が3倍に優遇されるのは嬉しいポイント。
もちろん、月に3回、月に5回といった高頻度で利用する方であれば、Tカードプラスならではのメリットを最大限に享受することができますよ。ぜひ、TSUTAYAランクのゴールドを達成し、3%還元を受けてみてください。
ANAマイルやnanacoポイントを効率よく貯めたい人
TポイントをANAマイルへ交換できること、そしてANAマイルがnanacoポイントに通じることは前述した通りです。
つまり、TSUTAYAでスイスイとTポイントを貯めることができるTカードプラスは、ANAマイルやnanacoポイントなどをスイスイ貯めたい方にとってもぴったりの一枚だということ。
nanacoはセブンイレブンやイトーヨーカドーなどの店舗で活用できるのが嬉しいですね。私もイトーヨーカドーのファンなので、Tカードプラスの魅力がありありと分かります。
ネット通販もお得に楽しみたい人
Tカードプラスの会員は、Tモールを経由することで、数々の人気ネット通販においても、追加のボーナスポイントを受け取ることができます。
TSUTAYAやネット通販を普段使いしている方にとっては、まさにぴったりのクレジットカードと言えます。Tモールでは常に、どこかしらの店舗がポイントアップのキャンペーンをやっているため、ちょくちょくサイトを覗きにいってみると良いでしょう。
タイミングがバッチリ合えば、想像以上のポイントを一気に獲得できるかもしれませんよ。
まとめ
Tカードプラスは基本還元率こそ低いものの、TSUTAYAにおいては一気に還元率が跳ね上がるクレジットカードです。
TSUTAYAやTモールでの活用を意識していくことで、Tポイントをスムーズに貯めていくことができるでしょう。
年会費も無料のクレジットカードなので、発行するだけではユーザーにデメリットは一切ないのも嬉しいメリット。だからこそ、TSUTAYA専用のクレジットカードとして利用するのが一番賢い使い方でしょう。